ヴィータ♦ムジカーレ♦東広島主催 第7回オペラティックコンサートがお蔭様をもちまして、9月14日(日)に開催されます。
今年もまた、皆様おなじみの曲や、今までご来場いただいた方々からのリクエスト(アンケートによる)、オペラ名場面をお届けいたします。
今年は、イタリアオペラの中でももっとも有名な作品のひとつ、『椿姫』より第一幕をお届けいたします。合唱、椿姫の超絶技巧アリア、みなさまご存知の”乾杯の歌”、豪華な衣装とセット・・・と見所満載です。
ヴィオレッタ役に安東由華、アルフレード役に下岡寛と、顔ぶれも豪華!合唱はもちろん、ヴィータ◆ムジカーレ◆東広島合唱団です!
それから、悲劇の大恋愛を描いた『ロミオとジュリエット』・・・この感動の大作を、西条出身の二人が切なく美しく演じ歌います。ロミオ・森明子、ジュリエット・小川百合子でお送りいたします。
もちろん合唱団のステージにも乞うご期待!新たなレパートリーに挑戦し、よりパワーアップ、レベルアップした歌声を、お聴かせいたします!
1年ぶりにヴィータの舞台に戻ってきてくれた佐々川広子は、トゥーランドットより『リュウのアリア』、パリアッチより『鳥の歌』を聴かせてくれます。彼女の透き通った歌声の奥にある知的さ優雅さは、年々輝きを増すばかり!
そして、今回のコンサート大トリを飾るのは、ソプラノの松永美紗、アルトの藤井美雪、テノールの三木貴徳による『アドリアーナ・ルクヴルール』。このキャスト!この演目!ほかでは決して出会えない感動の瞬間を、ぜひみなさまに体感していただきたいと思います!
是非、ご来聴頂き、私たちを応援して下さい!!
ご存知のように『オペラ』とは、オーケストラをバックに神話、小説、童話や実際にあった事件などを台本として、その心情を歌いながら演じる舞台劇です。
開演の合図の後、オーケストラによる序曲が鳴り響きます。そして幕が上がると、情景が現れます。それは、街並みであったり、お屋敷の中であったりします。そして歌が始まります。人間はこんなにのも素晴らしい声が出るものかと驚かれることでしょう。さらに音楽と共に舞台が始まります。音響の良いホールの立派な舞台で、歌い手の歌声、演技、表情、衣装など、オペラの魅力や楽しさを満喫できるのです。
【東広島市 荒谷信子教育長より頂いたお言葉】
「オペラ」とは日本語で「歌劇」と訳されています。
『総合芸術』と呼ばれるこの芸術は、台本(文学)・旋律(音楽)・舞台(美術)・衣装(装飾)・演技(演劇)・ダンス(舞踏)そして照明など本当に様々な要素が集結して出来上がっています。
その「オペラ」へどうぞ足をお運び下さい。
思った以上に楽しいですよ。
ヴィータ♦ムジカーレ♦東広島合唱団
第20回「じょいふるコンサート」にて
ヴィータ♦ムジカーレ♦東広島管弦楽団
第2回「オペラティックコンサート」にて
■あゆみ■
’01年、東広島において、本格的なオペラ公演を目指し、オペラ実行委員会として発足した。
’02年5月より一般公募で募った「ヴィータ◆ムジカーレ◆東広島合唱団」の練習を開始し’02年7月、第一回オペラティックコンサートを開催する。ソリストに東広島市在住のオペラ歌手を招き、満席にて幕となる。その後酒蔵コンサート(賀茂鶴酒造株式会社主催)・クリスマスコンサート(賀茂川荘主催)・文化体験プログラム「オペラ体験」(東広島市教育委員会・文化庁主催)、定期公演「オペラティックコンサート」は毎年かかさず行い、今年で第7回目となる。将来、本格的なオペラの公演を目指し活動している。2008年9月14日(日)の第7回オペラティックコンサートに向けて現在準備中。
■システム■
ヴィータ♦ムジカーレ♦東広島合唱団はオペラ作品を積極的に取り上げ、定期公演「オペラティックコンサート」の際に、キャストさんを招聘して公演に取り組んでいます。
■手作りのオペラ■
合唱団員やボランティアスタッフさんによって、出来るところは手作りで衣装や、舞台のセットなどを作成しています。
■団体名の由来 : ヴィータ ムジカーレ(VITA MUSICALE)
イタリア語で「音楽的人生」と言う意味を持ち、『人生に積極的に音楽を取り入れ、心豊かな生活を送りたい』という願いを込めています。
■他団体への参加■
他団体によるオペラ公演にも参加させて頂いています。
●日伊合同オペラ「椿姫」 2003年11月
(イタリアスポレート歌劇場とのコラボレーション公演にてイタリアのキャストさんとも共演)
●広島市民オペラ実行委員会 「ラ・ボエーム」2004年11月 「椿姫」 2006年1月 ほか
STAFF
会 長:石井 泰行
代 表:もりてつや.
事務局長:森 喜久子
広 報:森 清明
指揮者:もりてつや.
合唱団ヴォイストレーナー:森 明子
稽古ピアニスト:久坂 理奈・菊池 由香理・環野 三佐子
フランス語指導:Emmanuel ANTIE
イタリア語指導:もりてつや.
演技・ステージング指導:志賀 あか里
字幕スーパー翻訳:菊池 由香理
私たちは、将来本格的なオペラ(歌劇)の定期公演を目指して頑張っています。
そこで、指揮を振る私を含め合唱団・オーケストラ・キャストさんが沢山のスタイルを経験して行く為に、1回のコンサートの中に複数のオペラ作品を選び、名場面や重要な場面を抜き出して演奏しています。これは、お客様にも色々なオペラ作品に触れて頂く事によって、より深い興味を持って頂けたらという願いも込められています。
そう、一般的に「オペラガラコンサート」と呼ばれる形式を取っています。
しかし、なぜ「オペラティックコンサート」と名付けているのか??
オペラ歌手の皆さんにオーケストラを背中に歌を歌って頂くのではなく、出来る範囲での、セットや置き道具、衣装の準備して、演技を付けて本当にオペラの一こまのような空間を目指しているからです。
これまで、6回のオペラティックコンサートを開催して参りましたが、非常に素晴しいキャストさんに恵まれ、多くの経験をさせて頂きました。有難うございました。
ちなみに、ヴィータ♦ムジカーレ♦東広島にご出演して頂いているキャストさんは、オペラの主演経験豊かな方々で、本当に素晴しい舞台を演じて下さいました。
そんな素晴しいキャストさんと共に、ヴィータ♦ムジカーレ♦東広島合唱団は共演させて頂き、多くの事を学ばせて頂いております。
てなわけで、オペラが『総合芸術』と呼ばれるすべての要素を、取り入れた舞台がオペラティックコンサートなのです。
近年では公演後に頂くアンケートの中に、オペラ1本見るのも良いが、オペラティックコンサートの形式は、色々な演目を1度に聴けてとても楽しいという意見も頂いています。
(これは年間何本もオペラの公演がある広島という土壌のおかげですね。)
♦出演♦
指揮:もりてつや.
ソプラノ:松永光紗・山村ひとみ メゾ・ソプラノ:森 明子
テノール:枝川一也 バリトン:宮本益光
ヴィータ♦ムジカーレ♦東広島合唱団
ヴィータ♦ムジカーレ♦東広島アンサンブル
エレクトーンel-900 T.本越浩美 U.吉田美奈穂 V.横山七重
ティンパニー:小川裕雅 打楽器:藤岡啓己
♦プログラム♦
運命の力(ヴェルディ) 「序曲」エレクトーンアンサンブル
「神よ平和を与えたまえ」(アリア)
モーゼ(ロッシーニ) 「祈り」キャスト+合唱
セビリアの理髪師(ロッシーニ) 「今の歌声は」(アリア)
「それでは、私なのね」(二重唱)
ファルスタッフ(ヴェルディ) 「そよ風のそよぎに乗せて」(アリア+合唱)
ドン・カルロ(ヴェルディ) 「ロドリーゴ聞いてくれ」」(アリア)
「共に生き、共に死ぬ」(二重唱)
愛の妙薬(ドニゼッティ) 「愛しい妙薬よ君は僕のものだ」(二重唱)
「トラン、トラン、トラン…戦争だって恋愛だって…」(三重唱)
蝶々夫人(プッチーニ) 「ある晴れた日に」(アリア)
「花の二重唱」
「ハミングコーラス」
ナブッコ(ヴェルディ) 「行け我が想いよ、黄金の翼に乗って」」(合唱)
リゴレット(ヴェルディ) 「女心の歌」(アリア)
「いつの日だったか、あなたに会いましたね」」(四重唱)
椿姫(ヴェルディ) 「乾杯の歌」(全員)
道化師(レオンカヴァッロ) 「プロローグ」
「ベルのコーラス」
「鳥の歌」
ランメルモールのルチア(ドニゼッティ)「あの方はまだお見えではないのね」
「辺りは沈黙に閉ざされて」
「ルチーア許してくれ」
蝶々夫人(プッチーニ) 「可愛い坊や」
「港の大砲が!」
「あの桜の枝を揺さぶって」
カルメン(ビゼー) 「序曲」
第二幕より抜粋
「ジプシーの歌」
「花の歌」
「いいえ、愛してないわ」
「おい!カルメン、オレだ!」
「天地は広々」
トスカ(プッチーニ) 第二幕より抜粋
「アンジェロッティはどこだ」〜終幕まで